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スマホなどのモバイル利用で見積が変わる点

モバイル環境の普及によって、業務系のアプリをモバイル(タブレットやスマホ)を利用したいというニーズが増えてきています。

制作の仕方、掛かる費用などをご紹介します。

スマホで動作するアプリの種類

スマホアプリを制作するには、3種類の開発手法があります。

  • ブラウザを利用したアプリケーション
  • 専用(ネイティブ)アプリ
  • ハイブリッドアプリ
ブラウザ(WEB)を利用したアプリケーション

インターネット上で動作するアプリケーションであれば、基本的に利用することができます。

ただ、PC用にデザインされたサイトだと、表示画面領域の関係で操作するのは無理があります。
そこで、タブレットやスマホに最適な画面での制作をします。

ひとつのアプリケーションでデバイスによって最適に切り替えることができるレシポンシブデザインという制作方法と、PC用とスマホ用の両方を用意し、システムが切り替える方式の2つがあります。

それぞれに、メリット/デメリットがありますが、あらかじめ利用するデバイスを想定し開発業者に相談してください。

※一般的に、対応するデバイスが増えると、アプリケーションの制作費用はアップします。

専用(ネイティブ)アプリ

専用アプリのニーズも強い物があります。

スマホ上でWEBアプリケーションを利用するより、起動性や操作性も良く、デバイス独自の機能も使える為、そうした機能のニーズから選ばれる場合もあります。

例えば、

  • スマホで撮った現場写真を、その場でシステムにアップロードする
  • 位置情報や時計機能などを利用して営業日報を書く
  • 納品書などにお客様から手書きサインをいただく
  • 事務所からのお知らせをプッシュ通信で知らせる

など、現場での活用を推進することで、業務の運用そのものを変え効率化や即時性を実現することができます。

iOS(iPad/iPhone)の場合とAndroidの場合では、開発言語が違うことから両方に対応する場合、それぞれのアプリケーション開発が必要になります。

※ネイティブアプリの場合、本体のシステム開発とは別に開発費用が掛かるのが一般的です。

ハイブリッドアプリ

機種別(iOS/Android)の両方を同じアプリケーションで利用する技術がハイブリッドアプリという制作方法です。

ただ、すべてが共通にできるわけでなく、カメラ機能など一部機能ではそれぞれにiOS用/Android用の専用プログラムを作成する必要があります。
また、主な機能はHTML(WEB用の開発言語)で制作するため、ネイティブアプリほどサクサク動かないなど、全体的にレスポンスは遅くなる傾向にあります。

※ハイブリッドアプリの場合も、本体のシステム開発とは別に開発費用が掛かるのが一般的です。

開発費用

ご紹介した3つの実現方法で、同じアプリケーションを制作したとすると見積は
(ハイブリッドアプリ:ネイティブアプリ) > WEBアプリ
また、iOS/Androidの両方を制作する場合、
ネイティブアプリ > ハイブリッドアプリ
になるのが一般的です。

※あくまでも、一般的なアプリケーションの場合で業務内容や開発業者のスキルによって、異なる場合がありますのでご参考程度にお考えください。

その他費用

iOSアプリで開発したアプリケーションを利用する場合

iOSで自社のアプリを制作する場合は、アプリケーションを利用する会社が、アップル社の「デベロッパープログラム」に登録する必要があり、年額での費用が発生します。(価格の詳細は、Apple Developer Enterprise Programサイトを参照してください)
これは、開発はシステム開発業者が行ったとしても、iOSアプリを配布するために必要な契約です。

年額(37,800円)(2016年9月現在)

※作成したアプリケーションをストアで販売する場合、アップル社のアプリの審査(Apple Review)が必要になります。

また、アプリケーションの配布方式によってはアプリケーションのダウンロードサイトを用意する必要があります。配布方法や取得するライセンスの種類など事前に開発業者に相談してください。

Androidアプリで開発したアプリケーションを利用する場合

特に、ライセンスなどの経費はかかりません。

こちらもPCを利用した配布方法とWEBサイトからの配布の2種類が可能です。配布については、事前に開発業者に相談してください。

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田邉弘美(たなべひろみ)

メーカーのプログラマーを経て27歳で独立起業。数々多くの企業のシステム構築を手掛けてきました。得意な分野は基幹システムや営業支援、顧客管理など社内業務のシステム構築。プロジェクトでは、主にお客様の要望整理や業務改善などのコンサル部分を担当。私の無理難題も難なくこなす頼もしいスタッフ(技術者)に囲まれ、奮闘の毎日を送っています。

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